“call it a day” の意味と使い方【英語フレーズ解説】
英語の日常会話でよく出てくる call it a day
この記事では、
- “call it a day“が使用される状況・タイミング
- 実際に”call it a day“が使われるときの会話例
- “call it a day“を効果的に使うコツ
を幅広く解説していきます。
マンガを使った説明や日常会話での例文、さらにはYouGlishを用いた実際の使い方も紹介するので、このフレーズの理解を深めていきましょう。
この記事を読むことで、「call it a day」というフレーズの使い方が明確になります。また、類似表現との違いも理解することで、より柔軟に英語を使いこなすことができます!
このフレーズをマスターすれば、英語での表現力がアップします。ぜひ最後まで読んで、日常英会話に役立ててください。
“call it a day” の基本的な意味
“call it a day” の直訳と基本的な解釈
“call it a day”の直訳は「その日と呼ぶ」です。
しかし、“call it a day”の本来の意味は「その日の仕事やレクリエーションを終了する」ということです。つまり、もうその日は終わりにしよう、という意味合いが込められています。
この慣用句は、仕事や活動を止める時に使われますが、疲れきって休憩したいという意味だけでなく、計画していた作業を完了したという肯定的な意味合いもあります。
また、挫折や失敗を認めて一時的にあきらめることを意味する場合もあります。
“call it a day”は直訳と本来の意味が大きく異なるので注意が必要です!
“call it a day”はどんなときに使う?
“call it a day” は、以下のような状況で使うことができます。
- 予定していた仕事をすべて終えた
- 時間的に仕事を続けることが難しい
- 体調が悪くて仕事を続けられない
- 目標を達成したので、それ以上続ける必要がない
- 気分的に仕事を続けたくない
普段の生活では、一日の活動や仕事を終えた時に自然に使えます。
また、スポーツやゲームでもよく使われ、一時的に休憩を取るニュアンスがあります。
“call it a day” を使うときの注意点
“call it a day”は、一時的にあきらめるという意味合いがあるため、完全に投げ出すというニュアンスに受け取られる可能性があります。状況に応じて、表現を適切に使い分ける必要があります。
また、フォーマルな場面では避けたほうが良く、カジュアルな会話で使うのが適切です。一方で、スポーツやレクリエーションの場面では比較的フォーマルにも使えます。
さらに、単に「時間切れ」という意味で使うと、あきらめているように聞こえる可能性があるため、注意が必要です。
“call it a day”は、使うシチュエーションをしっかり考えて使うようにしましょう!
実際の会話での”call it a day” の使い方
マンガでフレーズ解説
マンガのワールドトリガーの英語版でも”call it a day“が使用されています。
これはレイジがチカを指導しているシーンで指示した内容を終わったら訓練を終えてよいというときに、「Then you can call it a day (そうなったら今日の訓練は終わっていいぞ)」と言っているシーンです。
ここでは「(仕事を)切り上げる」という意味でcall it a dayが使われていますね。
マンガで実際にフレーズが使われるのを見るのは勉強になりますね
日常会話での例文
「call it a day」というフレーズは、日常会話でよく使われます。
いくつか例文を示すので参考にしてみてください。
使用する状況: 長い会議の後に
例文(英語): “We’ve discussed everything on the agenda. Let’s call it a day.”
日本語訳: 「議題のすべてを話し合った。今日はこれで終わりにしよう。」
使用する状況: 一日中勉強した後に
例文(英語): “I think we’ve done enough revision for today. Let’s call it a day.”
日本語訳: 「今日は十分に復習したと思う。今日はもう終わりにしよう。」
使用する状況: 家族との一日の活動の終わりに
例文(英語): “We had a great time at the park and the museum. Let’s call it a day and head home.”
日本語訳: 「公園と美術館で楽しい時間を過ごしたね。今日はこの辺で終わりにして家に帰ろう。」
YouGlishで”call it a day” の使用例を見る
YouGlishでは、英語のネイティブスピーカーが実際にこのフレーズをどのように使っているかを聞くことができます。さまざまな状況での使用例を通して、フレーズのニュアンスをより深く理解することが可能です。
どのように発音しているかもわかるので参考にしてください。
“call it a day” を効果的に使うコツ
“call it a day”を上手に使うコツは、相手と状況を正しく判断することです。
- 上司や年上の人にはあまり使わない
- 投げ出す、諦めるというニュアンスで使うと失礼に聞こえる可能性がある
- カジュアルな友人関係で使うと雰囲気があう
- スポーツや娯楽の場面では使いやすい
結論として、”call it a day”は状況を的確に読み取り、相手との関係性に注意しながら使うことが大切です。
適切な使い分けができれば、会話で効果的に使える便利な表現になります。
このようなコツを活かしながら、“call it a day” を効果的に使っていきましょう。
“call it a day” の類似表現
Wrap it up
「終える」「まとめる」という意味で、「call it a day」と同様に、活動や作業の終了を示すときに使用します。
例文: “We’ve covered everything on the agenda. Let’s wrap it up.”
日本語訳:議題のすべてをカバーしたので、ここで終わりにしましょう。
Throw in the towel
「タオルを投げる」と直訳され、諦めるまたは終了するという意味です。主に競争や困難な状況からの撤退を示す際に用います。
例文: “After three hours of trying, I’m ready to throw in the towel.”
日本語訳:3時間試したけど、もう諦めようと思う。
Pack it in
「それをパックする」と直訳されますが、実際には「終了する」「やめる」という意味で使われます。日常的な活動や作業の終わりに言うことが多いです。
例文: “It’s getting late. Let’s pack it in for today.”
日本語訳:遅くなってきた。今日はもう終わりにしよう。
Call it quits
「終わりにする」という意味で、人間関係や長期にわたる活動の終了を示す際によく使用されます。
例文: “After ten years of partnership, they decided to call it quits.”
日本語訳:10年間のパートナーシップの後、彼らはそれを終わりにすることに決めた。
Hang up one’s boots
主にスポーツ選手がキャリアを終える時に使われる表現で、「ブーツを吊るす」と直訳されますが、引退することを意味します。
例文: “After 20 seasons, the quarterback decided to hang up his boots.”
日本語訳:20シーズンの後、そのクォーターバックは引退することにした。
これらの表現は、それぞれ異なる文脈で使われることが多いですが、「call it a day」と同様に、何かを終了するという共通のテーマを持っています。
“call it a day” の意味と使い方【英語フレーズ解説】のまとめ
“call it a day” は、日常会話で頻繁に使用される便利な英語表現です。
意味、使い方、注意点、類似表現などを理解し、上手に使いこなしましょう。