英語会議の司会進行の流れとやるべきことを解説!使えるフレーズも多数紹介
- 英語会議の司会を任されたけど、どんな感じでやればいいの?
- 英語会議の司会進行で使えるフレーズを教えて!
このグローバル化の世の中で多くのビジネスパーソンが英語会議を経験しています。ただ英語が苦手な人にとって英語会議ってとてもストレスがかかりますよね、、、
何回か英語会議をこなしていくと、「次は司会お願いね!」なんて頼まれることも。
この記事では、英語会議の初心者向けに「会議の目的を達成するための司会進行の役割や会議準備から終わり方まで、必要なポイントとその場で使えるフレーズ」を具体的に紹介します。英語会議での効果的なコミュニケーションに必要なフレーズをマスターすることで、自信を持って会議に参加できるようになります。
この記事を読むことで、英語会議の司会進行に悩みを抱えるあなたが、会議で活躍できる自信とスキルを身につけることができます。また司会進行しない方も会議の流れやフレーズを覚えておくことで英語会議についていきやすくなります。
英語会議での成功は、準備と自信にかかっています。本記事で紹介するポイントとフレーズを活用して、次の会議からあなたも英語会議を恐れずに積極的に参加できるはず!
最後まで読んで、英語会議に備えましょう。
英語会議の司会進行で押さえるべきポイント
英語での会議は、適切な進行が求められます。
成功の鍵は、会議の目的を明確にし、それに沿った進行を行うことです。
- 会議の目的の明確化
- 会議をスムーズに進行する
英語会議での司会の最終目標は会議の目的を達成すること
英語会議で司会を務める場合、最も重要なのは会議の目的を達成することです。
具体的には、アジェンダに沿って円滑に議論を進め、会議のゴールに参加者を導くことが大切です。
たとえば、新製品の発表会議であれば、製品の概要理解と今後のロードマップ確認を目的とするでしょう。司会者は、発表内容をきちんと把握した上で、議論が大切なポイントから外れないように進行することが求められます。
会議の流れと司会進行の役割
会議の基本的な流れは、
- 開会の挨拶
- アジェンダの確認
- 議題に沿った議論
- 総括
- 閉会の挨拶
となります。
司会者はこの流れに沿って議事を進めるとともに、参加者の発言を促したり、議論の方向性を修正したりする「進行」と、建設的な議論を引き出す「ファシリテーション」を行います。
アジェンダに沿って円滑に議事を進めることで、会議の目的を達成するための役割があります。
英語会議の準備と使えるフレーズ
会議の成功は、事前の準備にかかっています。準備がしっかり出来ていれば当日の会議は成功したも同然。
どのように準備をしたらよいのか。その方法や準備のために使えるフレーズを解説します。
会議目的の明確化
英語会議の司会を任されたときにはまずはその会議の目的を明確にしなければなりません。
目的がわかっていないと会議の内容や参加者を決めることができないからです。
司会でなく会議の参加者の場合も、目的を十分理解しておくとスムーズに会議の流れを追えるので確認しておいた方がよいですね。
自分で会議の目的がわかっているなら必要ありませんが、もし不安がある場合は周りの方(責任者ポジション)に聞いておきましょう
会議目的を明確化するときに使えるフレーズ
会議の目的を明確にする際には、具体的かつ簡潔な質問やコメントを使うことが重要です。以下に、新メンバーがグループの責任者に問い合わせる際に使える英語フレーズをいくつか示します。
Could you clarify the main objective of the upcoming meeting?
今控えている会議の主な目的を明確にしていただけますか?
What are the key outcomes we aim to achieve in this meeting?
この会議で我々が達成を目指している主要な成果は何ですか?
I’d like to understand the specific topics we’ll be discussing. Could you provide a brief overview?
議論する具体的なトピックを理解したいのですが、簡単な概要を提供していただけますか?
How would you like me to prepare for the meeting?
会議に向けてどのように準備を進めればよいですか?
Are there any pre-reading materials or documents I should review before the meeting?
会議前に予習するべき資料やドキュメントはありますか?
これらのフレーズは、目的や期待を明確にし、より効率的で生産的な会議につながる準備を助けます。また、これらの質問をすることで、あなたのプロフェッショナルな態度と積極的な参加への意欲が示されます。
日程調整
司会になると日程調整をする場合もあります。
参加者のスケジュールを考慮して、できるだけ多くの人が参加しやすい日程を設定することが重要です。参加者に希望日を聞いたり、オンラインのスケジュール調整ツールを使ったりして、日程を固めましょう
日程調整に使えるフレーズ
What dates are you available for the meeting?
会議のためにご都合の良い日はありますか?
Are there any preferences for the timing of our meeting?
会議の時間について何かご希望はありますか?
I am available on [dates], do any of these work for you?
私は[日付]なら都合が良いのですが、それらの日程でご都合はいかがでしょうか?
Let’s aim for the week of [date]; which days are you free?
[日付]の週を目指しましょう。どの日が空いていますか?
Would you prefer a morning or afternoon slot for our meeting?
会議の時間帯は、午前と午後のどちらをご希望ですか?
アジェンダの準備
会議で議論すべき内容をアジェンダに落とし込み、事前に参加者に共有しておきましょう。アジェンダは会議の目的達成に必要な項目を網羅している必要があります。参加者からのフィードバックを踏まえて、必要に応じて修正もできます。
アジェンダの準備に使えるフレーズ
会議のアジェンダを準備し、参加者に共有し、フィードバックを得て修正する過程におけるコミュニケーションに役立つ英語フレーズとその日本語訳を以下に示します。
I would appreciate your input on the proposed agenda items.
提案されたアジェンダ項目について、皆様の意見をお聞かせいただければ幸いです。
Are there any additional points you’d like to discuss during the meeting?
会議中に議論したい追加のポイントはありますか?」
Feedback on the agenda is welcome before [specific date/time].
[特定の日時]までにアジェンダに対するフィードバックを歓迎します。
If there are any objections or suggestions regarding the agenda, please let us know.
アジェンダに関する異議または提案があれば、お知らせください。
We can adjust the agenda as needed based on your feedback.
皆様のフィードバックに基づいて、必要に応じてアジェンダを調整することができます。
これらのフレーズは、会議アジェンダを作成し、共有し、参加者からの意見を集める際に有用です。明確なコミュニケーションは、全員が準備をして、意義ある討議ができるようにするために不可欠です。
会場・Web会議ツールの準備
現地またはオンラインでの会議にあわせて、適切な会場またはWeb会議ツールを事前に準備しておきましょう。オンライン会議の場合は、接続方法を参加者に知らせておくことも大切です。
会場・Web会議ツールの準備に使えるフレーズ
会場やWeb会議ツールの準備に関連する英語フレーズとそれに対応する日本語訳を以下に示します。
The meeting will be held at [Location] on [Date and Time].
会議は[日時]に[場所]で開催されます。
Please ensure you have access to [Web Conferencing Tool] for the virtual meeting.
オンライン会議のために[Web会議ツール]へのアクセスができることを確認してください。
Instructions for joining the online meeting have been provided in the attachment.
オンライン会議への参加方法については、添付ファイルに記載してあります。
For those attending in person, the venue will be set up adhering to social distancing guidelines.
対面で参加される方のために、会場はソーシャルディスタンスのガイドラインに従って設営されます。
Should you encounter any issues with the web conferencing tool, please contact [Name/Department].
Web会議ツールに問題が発生した場合は、[名前/部署]までご連絡ください。
If you are unfamiliar with [Web Conferencing Tool], a guide has been provided for your convenience.
[Web会議ツール]が初めての方のために、ガイドを用意しました。
これらのフレーズは、参加者が物理的な場所であれオンライン環境であれ、会議にスムーズに参加できるようにするための準備と指示を伝えるのに役立ちます。
英語会議の準備については別記事でも詳しく解説しているので、英語会議を成功させるには準備から!押さえるポイントを紹介【アジェンダ・日程調整】もご覧ください。
英語会議の始め方と使えるフレーズ
挨拶
会議の冒頭で、参加者に対してあいさつをしましょう。会議への期待や感謝の気持ちを示すと印象がよくなります。また会議の目的達成に対する意欲を伝えましょう。
挨拶するときに使えるフレーズ
会議の冒頭で使える挨拶の英語フレーズとその日本語訳は以下のとおりです。
Good morning/afternoon/evening everyone, and thank you for being here today.
おはようございます/こんにちは/こんばんは、本日はここにお集まりいただき、ありがとうございます。
I appreciate your commitment to taking time out of your busy schedules to join this meeting.
皆さんが忙しい中、この会議に参加するために時間を割いてくれたことに感謝しています。
We have a lot to cover today, so I’m looking forward to a productive session.
今日は議論すべきことがたくさんありますので、生産的なセッションになることを楽しみにしています。
Let’s make the most of our time today to achieve the objectives we have set out.
今日の時間を最大限に活用して、私たちが掲げた目的を達成しましょう。
I am confident that with everyone’s input, we can make significant progress on our agenda.
皆さんの意見をいただければ、私たちのアジェンダに関して大きな進展を遂げることができると確信しています。
Your insights and contributions are valuable, and I look forward to a fruitful discussion.
皆さんの洞察と貢献は貴重です。実りある議論を期待しています。
これらのフレーズは、参加者への感謝の意を示し、会議の目的と期待を明確に伝えるために使用できます。
自己紹介
会議に初対面の人がいる場合は、簡単な自己紹介を行うことで参加者同士の理解を深められます。名前と役割について自己紹介を依頼しましょう。
自己紹介を促すときに使えるフレーズ
自己紹介を促す際に使用できる英語フレーズとその日本語訳は以下の通りです。
Let’s start with a quick round of introductions. Please state your name and role in the project.
簡単な自己紹介から始めましょう。皆さんの名前とプロジェクトでの役割をお願いします。
For those of us meeting for the first time, could you please introduce yourself with your name and position?
初めてお会いする方は、名前と職位を含めた自己紹介をお願いできますか?
I’d like to invite each of you to share your name and the aspect of the project you’re involved with.
参加者の皆さんに、お名前と関わっているプロジェクトの内容を共有していただきたいです。
As we have some new faces here, let’s go around the room and introduce ourselves. Please tell us your name and what brings you to this meeting.
新しい顔ぶれもいらっしゃるので、一人ずつ順番に自己紹介をしましょう。お名前とこの会議に参加された理由を教えてください。
To help us all get acquainted, could you provide a brief introduction, including your name and area of expertise?
皆が互いに知り合うために、名前と専門分野を含めた簡単な自己紹介をお願いできますか?
これらのフレーズは、会議の始まりに参加者に自己紹介を促す際に役立ちます。自己紹介は、参加者間の繋がりを築き、会議をより円滑に進めるために重要です。
自分が自己紹介をするときに使えるフレーズ
自己紹介をする際に使える英語フレーズとその日本語訳は以下の通りです。
Hello, my name is [Your Name], and I’m the [Your Position] of [Your Department or Team].
こんにちは、私の名前は[あなたの名前]で、[あなたの部署やチーム]の[あなたの役職]です。
I’m [Your Name], and I’ve recently joined the team as a [Your Role].
私は[あなたの名前]で、最近[あなたの役割]としてチームに加わりました。
Good [morning/afternoon/evening], everyone. I’m [Your Name], and I specialize in [Your Area of Expertise].
おはようございます/こんにちは/こんばんは、皆さん。私は[あなたの名前]で、[あなたの専門分野]を専門としています。
Hi, I’m [Your Name]. I’ll be working on [Project or Task] and I’m looking forward to collaborating with you all.
こんにちは、私は[あなたの名前]です。[プロジェクトまたはタスク]に取り組む予定で、皆さんとの協力を楽しみにしています。
It’s a pleasure to meet you all. My name is [Your Name], and I’m responsible for [Your Responsibility] here.
皆さんにお会いできて嬉しいです。私の名前は[あなたの名前]で、ここでは[あなたの責任]を担当しています。
これらのフレーズは、自己紹介の際に自分の名前、役職、専門分野、担当しているプロジェクトやチームへの期待などを簡潔に伝えるのに役立ちます。
スモールトークでのアイスブレイク
会議前の軽い会話は、参加者の緊張をほぐしたりラポールを構築したりするのに効果的です。会議に入る前に、週末の過ごし方や天気など、軽い話題でアイスブレイクを行いましょう。
スモールトークで使えるフレーズ
スモールトークに役立つ英語フレーズとその日本語訳は以下の通りです。
How was your weekend?
週末はどうでしたか?
Did you do anything fun over the weekend?
週末に何か楽しいことはしましたか?
I heard we might get some sunshine this weekend. Got any plans?
今週末は晴れるかもしれないって聞きましたよ。何か予定はありますか?
Have you tried that new coffee shop on Main Street? The coffee is great!
メインストリートの新しいカフェを試しましたか? コーヒーがとても美味しいですよ!
I’m looking forward to the holiday season. Are you traveling anywhere?
休日シーズンが楽しみです。どこかに旅行の予定はありますか?
I can’t believe we’re already in [current month]. The year is flying by!
もう[現在の月]ですね。時間が経つのは早いものです!
これらのフレーズは、会議が始まる前にリラックスした雰囲気を作り出し、参加者間の親しみやすさを促進するために有効です。
アジェンダの確認(会議の目的の再確認)
会議が始まる前に、簡単にアジェンダの要点を説明し、会議の目的を再確認することが大切です。これにより参加者の意識を会議の目的に集中させることができます。
アジェンダの確認に使えるフレーズ
アジェンダを確認し、会議の目的を再確認する際に使える英語フレーズとその日本語訳は以下の通りです。
Before we dive in, let’s quickly go over the agenda for today’s meeting.
始める前に、今日の会議のアジェンダを簡単に確認しましょう。
I want to take a moment to outline the main points of our agenda.
アジェンダの主要なポイントを説明するために、少しだけ時間を取りたいと思います。
The agenda for today focuses on three key topics, which I will briefly introduce now.
今日のアジェンダは3つの重要なトピックに焦点を当てており、それらを今から簡単に紹介します。
As a reminder, the purpose of our meeting today is to [state purpose], as outlined in our agenda.
思い出していただきたいのは、アジェンダに記載されている通り、今日の会議の目的は[state purpose]です。
Let’s make sure we cover all the points listed in the agenda within our allotted time.
割り当てられた時間内にアジェンダに記載されている全てのポイントをカバーするようにしましょう。
これらのフレーズは会議を始める際に、アジェンダの内容を確認し参加者の注意を集中させるために有用です。
会議の開始の宣言
アジェンダの確認が終わったら、会議の始まりを明確に宣言しましょう。「それでは会議を開始します」などのフレーズを使うとよいでしょう。
会議開始時に使えるフレーズ
会議を開始する際に使用できる英語のフレーズとその日本語訳は以下の通りです。
Let’s get started.
それでは始めましょう。
Let’s commence the meeting.
会議を始めましょう。
If everyone is ready, we will start the meeting.
皆さんが準備ができていれば、会議を始めます。
We have a full agenda today, so let’s dive in.
今日は議題がいっぱいですので、さっそく始めましょう。
Now that we’ve gone over the agenda, let’s move into our first topic.
アジェンダの確認が終わったので、最初のトピックに移りましょう。
これらのフレーズは、会議の始まりを明確に示し、参加者の注意を正式な議論に向けるために役立ちます。
英語会議の始め方については別記事でも詳しく解説しているので、英語会議の効果的な始め方:基本フレーズと会議オープニングのポイントを解説もご覧ください。
英語会議中の司会進行・ファシリテーションのポイントと使えるフレーズ
意見を募る
議題に対する参加者の意見をできる限り引き出すようにしましょう。「意見はありますか」などのフレーズで参加者に発言を促します。
意見を募るときに使えるフレーズ
意見を募る際に使用できる英語フレーズとその日本語訳は以下の通りです。
What are your thoughts on this?
これについてどう思いますか?
Does anyone have any input on this matter?
この件について意見はありますか?
Any comments or suggestions?
コメントや提案はありますか?
Would anyone like to weigh in on this?
誰か、これについて意見を述べたい人はいますか?
Do we have any different views or additional points to consider?
異なる意見や、考慮すべき追加点はありますか?
Let’s open the floor for discussion. Any thoughts?
話し合いの場を開きましょう。何か意見はありますか?
I encourage everyone to share their ideas, no matter how big or small.
大きなことでも小さなことでも、皆さんにはアイデアを共有していただきたいと思います。
これらのフレーズを使うことで、会議での活発な議論を促進し、参加者からの意見を引き出すことができます。
参加者に発言を促す
議論に参加していないメンバーにも発言を促し会議に貢献してもらいましょう。
適切なタイミングで名前を呼び、発言を求めることができます。
また議論しているポイントでどうしても意見を聞きたい方がいる場合はその人に発言を促すことも必要です。
参加者に発言を促すときに使えるフレーズ
参加者に発言を促すときに使える英語フレーズとその日本語訳は以下の通りです。
I’m particularly interested in hearing from those who haven’t spoken yet.
まだ発言されていない方々の意見を特に聞きたいと思います。
Mike, I’m interested in your take on this issue. What do you think?
マイク、この問題に対するあなたの意見を聞きたいです。どう思いますか?
Tom, you’ve had a lot of experience with this. What’s your view?
トム、あなたはこれに関して多くの経験を持っています。あなたの見解は何ですか?
Emma, your expertise in this area would be valuable. Could you chime in?
エマ、この分野のあなたの専門知識が貴重です。意見を言ってもらえますか?
David, considering your background, your comments would be particularly helpful. What are your thoughts?
デビッド、あなたのバックグラウンドを考慮すると、あなたのコメントが特に役立ちます。どう思いますか?
これらのフレーズは、参加者が自分の意見を表現する機会を提供し、会議の対話にバランスと多様性をもたらすのに役立ちます。
議論のポイントを明確にする
議論が拡散しないよう、会議の目的と関連性の強いポイントに集中するよう促しましょう。「主要な点は〇〇です」などの言葉で方向修正を図ります。
議論のポイントを明確にするときに使えるフレーズ
議論を会議の目的に集中させ、ポイントを明確にするための英語フレーズとその日本語訳は以下の通りです。
The central point we need to address is…
私たちが取り組む必要のある中心的なポイントは〇〇です。
Let’s stay focused on the main issue, which is [topic].
主要な問題、つまり[トピック]に焦点を当てましょう。
The core issue we need to address is [topic]. Let’s focus our discussion around that.
私たちが取り組むべき核心的な問題は[トピック]です。その周りの議論に焦点を当てましょう。
これらのフレーズを使用することで、会議の議論を目的に沿った方向に導き、より効果的な結論に到達するのに役立ちます。
時間管理をする
アジェンダに沿って適切に進行するには、時間を意識して会議を進める必要があります。「時間になりましたので次の議題に移りましょう」といった言葉かけで進行役を明確にしましょう。
時間管理したいときに使えるフレーズ
時間管理をする際に使える英語フレーズとその日本語訳は以下のようになります。
We’re running short on time, let’s move on to the next topic.
時間がなくなってきましたので、次の議題に移りましょう。
To respect our schedule, we need to proceed to the next point on the agenda.
スケジュールを守るために、アジェンダの次のポイントに進まなければなりません。
We have limited time for this topic, so let’s wrap up and go to the next item.
このトピックに割ける時間は限られていますので、締めくくって次の項目に移りましょう。
Let’s conclude this section and transition to the next one as we’re behind schedule.
予定より遅れていますので、このセクションを終了して次に移りましょう。
We need to keep to our time limit, so let’s continue with the next point.
私たちは時間制限を守る必要がありますので、次のポイントに進みましょう。
We should proceed to the next item to stay on track with our timetable.
タイムテーブルに沿って進むために、次の項目に進むべきです。
これらのフレーズは、会議が時間内に適切に進むように役立ちます。進行役はこれらの言葉を使って会議の流れをスムーズに導き、全ての議題が予定通りに扱われることを確実にします。
議論が脇道にそれた時に修正する
議論が主題から逸れてしまった場合、適切なタイミングで口出しをして、メインの話題に戻すよう導きましょう。「主要議題に戻りましょう」「これは別の機会に議論しましょう」などの言葉が使えます。
議論を戻すときに使えるフレーズ
議論を主題に戻す際に使える英語フレーズとその日本語訳は以下のとおりです。
Let’s refocus on the main topic.
主要な話題に焦点を戻しましょう。
That’s a valid point, but it’s a bit off-topic. Let’s revisit that later and for now, return to our primary discussion.
それは妥当なポイントですが、少し話題から逸れています。後でそれについては再訪し、今は元の議論に戻りましょう。
Let’s pivot back to the topic at hand.
話題を元に戻しましょう。
Let’s save this discussion for another time and move back to the key issue we were addressing.
この議論は別の機会に取っておき、我々が扱っていた主要な問題に戻りましょう。
We seem to have gone off on a tangent. Let’s try to get back on track.
私たちは話が脱線してしまったようです。話を元に戻しましょう。
To ensure we cover all our agenda points, let’s redirect our focus to the initial topic.
アジェンダのすべてのポイントをカバーするために、最初の話題に焦点を戻しましょう。
これらのフレーズを使うことで、参加者の注意を適切に誘導し、会議の目的を効率的に達成するのに役立ちます
トピックを変える
議題のアイテムが終わった時点で、次のアジェンダにうまく移行するようにしましょう。「次の議題に移りましょう」「これで〇〇に関する議論は終了です」などのフレーズが使えます。
トピックを変えるときに使えるフレーズ
トピックを変え、次のアジェンダ項目に移行する際に役立つ英語フレーズとその日本語訳は以下の通りです。
Let’s move on to the next item on the agenda.
次のアジェンダ項目に移りましょう。
That concludes our discussion on this topic; we’ll now proceed to the next point.
このトピックに関する議論を終了します。次のポイントに進みましょう。
We’ve had a productive discussion on this matter. Shall we shift to the next one?
この件に関して有意義な議論ができました。次に移りましょうか?
With that part of our discussion complete, let’s proceed to the next subject.
議論のその部分が完了したので、次の件に進みましょう。
Seeing as we are finished with this topic, it’s time to move onto the next.
このトピックが終わったので、次に移る時間です。
これらのフレーズを使って、スムーズに会議の各アジェンダ項目を進めることができます。
英語会議のファシリテーションについては別記事でも詳しく解説しているので、英語会議のファシリテーションを成功させるコツやフレーズを徹底解説もご覧ください。
英語会議中の締め方・クロージングの方法と使えるフレーズ
今回の会議のまとめ
会議の終わりに、議論の内容を簡潔に総括することで、参加者の理解を深めることができます。キーポイントを要約し、共通認識を得ることが重要です。
英語会議の内容まとめる際のフレーズ
会議の内容をまとめる際に役立つ英語フレーズとその日本語訳は以下の通りです。
To summarize, we discussed the following key points today…
要約すると、本日は以下の重要なポイントについて議論しました…
Let’s recap the main takeaways from our meeting.
会議の主な要点を振り返りましょう。
In conclusion, we agreed on several important aspects, namely…
「結論として、私たちはいくつかの重要な点について合意しました、それは…
Before we close, I’d like to summarize the key outcomes of our discussion.
「終わる前に、私たちの議論の主要な成果を要約したいと思います。
I will quickly go over the highlights and action items we covered today.
今日取り上げたハイライトとアクション項目を手短に振り返ります。
これらのフレーズを使って会議の終わりに内容をまとめることで、参加者に明確な結論と次のステップを提供することができます。
参加者への感謝
会議の締めくくりとして、参加者への感謝の意を必ず伝えることが大切です。「ご参加ありがとうございました」「貴重なご意見をありがとうございました」などの言葉を添えましょう。
感謝のフレーズ
会議の締めくくりで感謝を伝える際の英語フレーズとその日本語訳は以下の通りです。
Thank you all for your participation and valuable contributions.
皆さんの参加と貴重な貢献に感謝します。
Thank you for your active engagement and insights.
積極的な参加と洞察をありがとうございます。
I’m grateful for the lively discussions and the ideas shared today.
今日共有された活発な議論とアイデアに感謝しています。
Many thanks for the constructive feedback and suggestions.
「建設的なフィードバックと提案に心から感謝します。
I want to express my thanks to everyone for such a productive session.
とても生産的なセッションになったこと、皆さんに感謝の意を表します。
Thank you for your time today, it’s been a very fruitful meeting.
今日は時間を割いていただきありがとうございます、非常に実り多い会議でした。
これらのフレーズを使うことで、参加者に対して感謝の気持ちを表現し、ポジティブな雰囲気で会議を締めくくることができます。
次回の会議やアクション項目への言及
会議の終わりに、次回の会議予定やアクションアイテムの内容について触れておくことで、参加者の継続的な関与を促します。「次回は〇〇について議論します」「〇〇を完了してください」など伝えるとよいでしょう。
次回の会議やアクション項目へ言及するときのフレーズ
次回の会議やアクション項目への言及に役立つ英語フレーズとその日本語訳は以下の通りです。
Let’s reconvene next [day] to discuss [topic].
次回は[曜日]に[トピック]について議論するために再集合しましょう。
Please ensure to complete [action item] by [deadline].
[締め切り]までに[action item]を完了させてください。
For our next session, we’ll focus on [next topic].
次のセッションでは、[次のトピック]に焦点を当てます。
I’ll send out the minutes and the action items list by tomorrow.
議事録とアクションアイテムリストを明日までに送ります。
I would like everyone to think about [topic] for the next meeting.
次回の会議までに皆さんに[トピック]について考えておいていただきたいです。
これらのフレーズは、会議の最後に次回の予定や期待される行動についての意識を高めるのに有効です。参加者が何を期待されているのかを明確にし、次回までに取り組むべき事項を理解させるために使用できます。
英語会議の締め方などについては別記事でも詳しく解説しているので、英語会議の締め方:クロージングで注意するポイントと最後に使えるフレーズ集もご覧ください。
英語会議の司会進行の流れとやるべきことを解説!使えるフレーズも紹介のまとめ
英語会議の司会進行では、会議の目的達成に向けてアジェンダに沿って議事を進行することが大切です。
準備段階から参加者と十分にコミュニケーションを取り、当日はスムーズに議論を進められるようにします。
会議中は適切なタイミングで意見を求めたり、議論の方向性を修正したりと、ファシリテーションを心がけましょう。
本記事でご紹介したフレーズを参考に、自然な英語の司会進行ができるようになりましょう。司会進行しない方もフレーズを覚えておくことで英語会議の流れを簡単に把握することができます!