英語会議に必要な英語力を最短・最速で身につける方法
- 海外の取引先と英語で会議する
- 英語の資料を読む
- 海外からのメールの問い合わせに対応する
社会人になると英語を使う機会も多くなります。
特に英語会議は日本人が苦手なリスニング・スピーキングスキルが必要になり、苦手意識を持っている方も多いはず。
そこで、このページでは「超効率的に英語会議に必要な英語力を身につける勉強方法」を大きく4つのSTEPに分けて紹介しています。
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私は製薬企業で研究職として勤めているのですが、海外の共同研究先や海外支社と定期的に英語会議をしてます。
恥ずかしながら英語会議に初めて出席したときは、相手の言っていることがほとんど理解できず、自分から何も発言できずに終わってしまい、かなり恥ずかしい思いをしました。
そこから英語学習を再開し、なんとか英語会議で困らないレベルの英語力を身につけることができました。
ただ英語学習を再開しようとしたときにいろんな壁にぶち当たりました。
- 何から勉強すればよいのか?
- 中学の基礎英語からやり直すべき?
- 毎日オンライン英会話やってたらしゃべれるようになるの?
- 1日どのくらい時間したらよいのか?
- 英語を聞き流してたらいつの間にか話せるようになる?
ネットには無数の英語学習法があるので、どれを信じればよいかわからなくなりました…
どの勉強法が正解かわからなくなったのですが、私は研究職という職業柄、論文を読むのが好きだったこともあって英語学習関連の論文や書籍を読み漁り、どうやったら効率的に英語を習得できるか徹底的に調べました。
そして一般的によく言われている学習法も一通り試して、これは効果があったな、なかったなというもの実体験を通してわかってきました!
この記事では、英語学習方法について調べ尽くした私が、もし自分がもう一度英語学習をするならこうする!という超効率的な学習法を紹介しています。
自分の体験談だけではなく、第二言語習得論という言語研究からも裏打ちされた方法なので安心して試してください。
実際に、英語学習に関する論文も引用しながらわかりやすく説明していきます!
STEP1 : 具体的な目標を設定する
まず英語学習を始める前には目標設定をしましょう。
この目標設定はとても大事で、英語を習得できるかできないかは最初の目標設定にかかっていると言っても過言ではありません。
目標設定で大事なことは、「具体的な行動に落とし込めるかどうか」です。
じゃあ、実際にどんな風に目標を立てればよいの?
英語学習初心者がやりがちなダメな例を見てから、英語学習を成功させやすい目標設定のやり方を解説していきます!
陥りやすいダメな目標設定とは?
目標設定で大事なことは、「具体的な行動に落とし込めるかどうか」と言いました。
逆に具体的な行動に落とし込めない目標はどんなものでしょう。
1. 目標が漠然とし過ぎている
英語学習の目標を立てる際、最も陥りやすい罠の一つが、目標が漠然としすぎていることです。
- 英語をマスターしたい
- ネイティブのように話せるようになりたい
このような目標は確かに理想的ではありますが、具体性に欠けています。
具体性が欠けていると、自分の進捗を測ることが難しく、モチベーションを維持するのが難しくなります。また目標が漠然としていると、適切な学習方法や教材を選べず効率的な学習ができません。
目標があいまいだと「効率的な学習ができない」、「モチベーション維持が難しい」というデメリットがあります。
英語学習を成功させるには、具体的で測定可能な目標を設定することが重要です。
- 3ヶ月以内にTOEICスコアを50点アップさせる
- 半年後までに英語で5分間のプレゼンテーションができるようになる
このような目標なら、明確な指標があり、達成度を確認しやすくなります。
2. 現実的でない目標を立てている
もう一つのやりがちなミスは、非現実的な目標を立ててしまうことです。短期間で大きな成果を求めすぎたり、自分の現在のレベルや学習に割ける時間を考慮せずに高すぎる目標を設定したりすることがあります。
- 1ヶ月で英語が流暢に話せるようになる
- 1日10時間勉強して、3ヶ月でTOEIC900点取る
このような目標は、ほとんどの場合達成不可能です。非現実的な目標を立てると、達成できないことで挫折感を味わい、学習意欲を失ってしまう可能性が高くなります。
代わりに、自分の現在の英語レベルや学習環境を冷静に分析し、段階的に達成可能な目標を設定することが大切です。小さな成功体験を積み重ねることで、モチベーションを維持しながら着実に英語力を向上させることができます。
3. 勉強時間・量の目標だけ立てる
多くの学習者が陥りがちな三つ目の問題点は、勉強時間や学習量だけに焦点を当てた目標を立ててしまうことです。
- 毎日1時間英語の勉強をする
- 週に50ページのテキストを読む
このような目標は、確かに具体的ではありますが、それだけでは不十分です。
単に時間や量を目標にすると、効率的な学習ができているかどうかを判断するのが難しくなります。また、質より量に注目してしまい、実際の英語力の向上につながらない可能性もあります。
より効果的なのは、勉強時間や量と共に、具体的なスキル向上の目標を設定することです。
- 毎日30分のリスニング練習を行い、1ヶ月後にはBBCニュースの8割を理解できるようになる
- 週3回15分ずつ英語で日記を書き、3ヶ月後には文法ミスを50%減らす
このように、時間や量と具体的な成果を組み合わせた目標を立てることで、より効果的な学習計画を立てることができます。
まず身につけたい英語スキルが前提にあって、それを習得するためにどのくらい勉強するか考えることが重要です!
目標設定は「SMART」フレームワークを使えばうまくいく
英語学習の目標設定には、「SMART」フレームワークを活用するのがおすすめです。
「SMART」フレームワークとは
「SMART」とは、Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性)、Time-bound(期限付き)の頭文字を取ったもので、目標設定の際に考慮すべき5つの要素を表しています。
「SMART」フレームワークを英語学習の目標設定に当てはめると、以下のようになります。
- Specific(具体的)
- 英語学習を通して、具体的にどのようなスキルを身につけたいのかを明確化します。「英語会議で発言できるようになりたい」「英語のメールに抵抗なく返信できるようになりたい」のように、具体的な目標を設定しましょう。
- Measurable(測定可能)
- 目標達成度を測るための指標を設定します。「TOEICのスコアを700点以上にする」「1回の会議で3回以上発言する」など、客観的に測定できる目標を設定することで、進捗状況を把握しやすくなります。
- Achievable(達成可能)
- 現在の英語力やライフスタイルを考慮し、達成可能な目標を設定します。最初から完璧を目指さず、まずは「簡単な英語で発言する」「1日に5つの単語を覚える」など、無理なく継続できる目標を設定することが大切です。
- Relevant(関連性)
- 英語学習の目標と、仕事やキャリアなど、自身の目標や価値観との関連性を明確化します。「英語会議でスムーズにコミュニケーションを取り、キャリアアップにつなげたい」「海外の顧客と円滑な関係を築きたい」など、目標を達成することで得られるメリットを意識することで、モチベーションの維持に繋がります。
- Time-bound(期限付き)
- 目標を達成するまでの期限を明確に設定します。「3ヶ月後までにTOEICで700点取得する」「半年後までに英語でプレゼンテーションができるようになる」など、期限を設けることで、計画的に学習を進めることができます。
「SMART」を使った英語学習の目標設定例を紹介
「SMART」フレームワークを用いた目標設定例として、「英語会議で自信を持って発言できるようになりたい」という目標を具体的に設定してみましょう。
- Specific(具体的): 英語会議で、自分の意見やアイデアを簡潔な英語で発言できるようになる。
- Measurable(測定可能): 1回の会議で、最低でも2回は英語で発言する。
- Achievable(達成可能): まずは会議でよく使うフレーズを10個暗記し、それを使って発言してみる。
- Relevant(関連性): 英語での発言力を高めることで、会議で積極的に意見交換ができるようになり、プロジェクトの成功に貢献できる。
- Time-bound(期限付き): 3ヶ月後のチームミーティングでは、上記目標を達成できるようにする。
SMARTフレームワークを使うことで、成功しやすい目標設定ができます!
長期目標と短期目標を分けるとさらに効率的に!
長期目標を達成するために、短期的な目標を段階的に設定することも効果的です。
「1年後には、部署の会議でスムーズに意見やアイデアを伝えられるようになる」という長期目標を達成するために、以下のような短期目標を立てることができます。
- 3ヶ月目: 会議でよく使う基本的なフレーズを100個以上覚える。
- 6ヶ月目: オンライン英会話で、会議を想定したロールプレイング練習を週2回行う。
- 9ヶ月目: 部署の会議で簡単な発言を英語で試してみる。
このように目標を分割することで、進捗状況を把握しやすくなるだけでなく、小さな成功体験を積み重ねることで、モチベーションを維持することにも繋がります。
初心者は「英語試験・英語資格」をゴールに設定しよう
目標設定のやり方はなんとなくわかったけど、どういう学習方法が良いのかわからないなぁ…
そんなときは「英語資格」の取得を目標に勉強すると良いよ!
目標設定が上手くいっても、それを達成するための効率的な勉強方法がわからない方は多いです。そんな人はまずは英語試験の受験や英語資格の取得を目標にしましょう!
「英語テスト」でビジネス英語力が判断できる
「英語テスト」では、それぞれ求められる英語力が明確化されています。
例えば、TOEIC® Listening & Reading Testはビジネス英語を評価するテストとして知られていますが、各点数における英語レベルが記載されています。
TOEIC800~895点のListening能力
- 自分の業務に関連する議論の流れ、結論の理由が理解できる
- 自分の専門分野での発表やプレゼンテーションを聞いて理解できる
- 自分の専門分野での発表やプレゼンテーションの後に行われる質疑応答のやりとりを聞いて理解できる
このように各英語てすとにはどのくらいの点数・級(レベル)を取ると、どの程度の英語力かを示してくれているので、自分の目標にあった英語試験・英語検定を探して目標にしましょう!
英語会議に必要な英語力を身につけるのにおすすめの「英語テスト」
英語会議に必要な英語力を身につけるためには、どんな英語テストがおススメなの?
英語会議に必要なビジネス英語能力を身につけるためにおススメの英語試験を表にまとめました。
英語試験・検定 | TOEIC L&R | TOEIC Speaking test | PROGOS | IELTS | VERSANT |
リスニング能力判定 | |||||
スピーキング能力判定 | |||||
受験料 | 7,810円(税込) | 6,930円(税込) | 550円(税込) | 25,380円(税込) | 6,600円(税込) |
開催頻度 | 毎月1回程度 | 毎月1回程度 | 毎日(AI採点) | 毎月1回程度 | 毎日(AI採点) |
特徴 | 日本で最も有名な英語試験。TOEIC L&Rの点数を昇進の条件にしている企業もある。 | Speakingに特化したテスト。TOELC L&Rでは測れないスピーキング能力を評価できる。 | 実践的なビジネスシーンを踏まえた英語スピーキング能力を測定できる。日本で最も年間受験者数の多いテスト。 | 英語圏への留学や研修の際の英語力証明として使用される。歴史ある英語試験。開催場所が少ない。 | Pearson社が開発した英語テスト。 ビジネスシーンでの実践的な英語力を測定できる。 |
公式へのリンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
英語テストの中でも、リスニング・リーディングだけのテストやスピーキングだけのテスト、両方を評価できるテストなど様々です。
英語会議のために、まずは①TOEIC 800点、②PROGOS CEFR B2レベルを目指そう
でも英語テストの数が多くて、どれを選べばよいか悩むなぁ…
最初はTOEICでリスニングを鍛えて、PROGOSでスピーキング能力を伸ばすのがおススメです
英語会議に必要な最低限の英語力を身につけるには、
- まず、TOEIC L&Rテストで800点以上を取れるリスニング力を身につける
- 次に、PROGOSでCEFR B2レベルを取れるスピーキング力を身につける
というのが最短の道です。
まず TOEIC L&R でリスニングを鍛える重要性
IELTSやVERSANTでリスニングとスピーキングを同時に勉強するのではなく、まずTOEIC L&Rでリスニングを鍛えるのが良い理由は、英語会議でついていくにはまずリスニングが重要だからです!
コミュニケーションでは相手の言っていることが理解できないと始まりません。リスニングさえできていれば、英語会議中に話せなくてもジェスチャーでなんとか伝わったり、フォローのメールを入れたりすることで対応できます。
なので、まずはリスニングを集中的にトレーニングするためにTOEIC L&Rで800点以上を目指しましょう。
TOEIC800~895点のListening能力
- 自分の業務に関連する議論の流れ、結論の理由が理解できる
- 自分の専門分野での発表やプレゼンテーションを聞いて理解できる
- 自分の専門分野での発表やプレゼンテーションの後に行われる質疑応答のやりとりを聞いて理解できる
しかもTOEIC L&Rは英語テストのなかでも一番有名で、昇進や転職の際に有利に働く可能性が高いです。
スピーキングテストは低価格のPROGOSで受験しよう
スピーキングテストに関しては有名もので、PROGOS, TOEIC, VERSANTがありますが、その中でもPROGOSがおすすめです。
PROGOSがおすすめな理由
- 試験価格が安い
- TOEIC, VERSANTが6,000円程度なのに対してPROGOSは550円と10分の1以下の価格で受けやすい。
- CEFRという国際標準規格でレベルを判定してくれる
- CEFR(セファール)とは、「外国語学習者の習得状況・言語運用能力」を示す共通の基準。英語の評価指標としてビジネス界で広く活用されているため昇進や転職に有利に働く可能性が高い。
PROGOS公式サイトにCEFRレベルと求められる英語レベルの表が載っていますが、英語会議で自分の意見を言えるようになるためにはCEFR B2レベルを目指しましょう!
PROGOSの良いところは他にもフィードバックがしっかりしている点で、自分のスピーキングの弱点を教えてくれるので英語力を効率的にUPさせる助けになります。
STEP2 : 勉強時間を確保する
英語会議に参加するための英語力を身につけるには、十分な勉強時間の確保が不可欠です。
ビジネスの場で使える英語力を習得するには、相当な時間と労力が必要になります。しかし、効率的な学習方法を選び、コツコツと積み重ねていけば、必ず目標に到達できます。
社会人が英語習得に必要な時間は1000時間
一般的に英語を習得するのは2200時間かかると言われています。中学・高校の英語学習ですでに1200時間勉強してるので残り1000時間です。
1000時間というと1日1時間で約3年、1日3時間で約1年かかる計算です。
ただ1000時間でも期間が集中してるほど効率はよいです。
早く習得したほうが、英語に困る期間も少なくなります。
さらに会社内での昇進に有利に働いたり、転職により年収も上がる可能性があるので、できる限り1日あたりの勉強時間は長くして早く英語力を上げたほうがメリットが大きいです。
時間を捻出する覚悟も必要
英語学習に必要な時間を確保するには、日々の生活の中で時間を捻出する覚悟が必要です。これは簡単なことではありませんが、明確な目標を持ち、強い意志を持って取り組むことが大切です。
いや、1日3時間ってそんな時間はない。という方も多いはず。社会人で家庭があるとほとんど暇な時間なんてないというのも理解できます。
でも英語を習得するにはそこから時間をなんとか捻出するしかありません。
英語学習の時間を確保するためには、まず、現状の生活習慣を見直し、無駄な時間を減らす必要があります。
例えば、
- テレビを見る時間を減らす
- スマホゲームの時間を減らす
- ダラダラとSNSを見る時間を減らす
- 昼休みの一部を英語学習に充てる
- 週末の予定を見直し、英語学習の時間を確保する
など、意識して減らせるものはたくさんあるはずです。
英語を習得しないとまずい状況だけど、ほんとに自分で勉強時間を確保できるか不安。という方はコーチングも一つの選択肢です。
費用は高額になりますが、時間の作り方・勉強方法など1から全て教えてくれて伴走してくれるので英語習得の可能性は高まります。
隙間時間を有効活用しよう
社会人は忙しくまとまった勉強時間をとるのは難しいです。
でもちょっとした10分とか15分の隙間時間は見つかるはず。そこをうまく活用しましょう!
- 通勤時間
- 昼休み
- 家事の合間
- 就寝前
上記は代表的な隙間時間の例ですが、この時間を上手く活用することで、英語学習の効率を大幅に上げることができます。隙間時間を活用する具体的な方法をいくつか紹介します。
電車やバスでの移動時間は、英語のポッドキャストやオーディオブックを聴くのに最適です。スマートフォンやタブレットを使えば、動画教材を視聴することもできます。
待ち時間や休憩時間には、単語帳やフレーズ集を使って短時間で集中的に学習することができます。
さらに、日常生活の中で英語を取り入れる工夫も効果的です。例えば、家事をしながら英語のラジオを聴いたり、英語の歌を口ずさんだりするのも良いでしょう。スマートフォンの言語設定を英語に変更するのも、日常的に英語に触れる機会を増やす方法の一つです。
STEP3 : 勉強方法と学習ツールの選び方
最も効率的な学習方法とは?
英語を最短・最速で習得するためには、大量のインプットを行い、その後アウトプットを通じて実践し、フィードバックを受けて復習するという学習サイクルを繰り返すことが最も効率的です。
- 大量のインプット
- アウトプット
- フィードバック
- 復習
言語習得の研究によると、言語能力を効果的に向上させるためには、まず大量のインプットが必要です。これは、リスニングやリーディングを通じて、英語の音や意味、文法構造を自然に身につけるためです。この段階では、できるだけ多くの英語に触れることが重要です。
次に、インプットで得た知識をアウトプットとして使うことが必要です。アウトプットとは、話すことや書くこと、英語の問題を解くことを指します。アウトプットを行うことで、自分の中にある知識を実際に使える形に変えることができます。
アウトプットを行った後は、必ずフィードバックを受けることが重要です。フィードバックによって、自分の間違いや弱点を知り、改善することができます。フィードバックを受けたら、それを元に復習を行い、知識を定着させます。
インプット
第二言語習得の効率を最大化するには、大量のインプットが不可欠です。これは、単に英語を聞いたり読んだりする機会を増やすことを意味します。インプットの量を増やすことで、自然な英語の表現やリズムに慣れ、語彙力や文法の理解が自然と深まっていきます。
効果的なインプットを得るためには、様々な学習リソースを活用することが重要です。以下に、活用できるインプット源をいくつか紹介します。
- 英語のポッドキャスト:通勤時や家事の合間に聴くことができます
- 英語のニュース記事:興味のある分野のニュースを毎日読む習慣をつけましょう
- 英語の映画やドラマ:字幕付きで視聴し、徐々に字幕なしに挑戦していきます
- 英語の書籍:最初は簡単な本から始め、徐々にレベルを上げていきましょう
これらのリソースを組み合わせることで、読解力、リスニング力、語彙力を総合的に向上させることができます。重要なのは、自分の興味や目的に合ったコンテンツを選び、継続的に触れることです。
アウトプット
インプットだけでは不十分で、学んだ内容を実際に使ってみる「アウトプット」が重要です。アウトプットを通じて、インプットで得た知識を実践的なスキルへと変換していきます。
アウトプットの機会を増やすためには、意識的に英語を使う場面を作り出す必要があります。以下に、アウトプットの実践方法をいくつか紹介します。
フィードバック
アウトプットの後には、必ずフィードバックを得ることが重要です。フィードバックにより、自分の強みと弱点を客観的に把握し、効果的に改善していくことができます。
フィードバックを得る方法は様々です。以下に、効果的なフィードバックの取得方法をいくつか紹介します。
- 英語教師やチューターからの添削:文法や表現の正確さをチェックしてもらいます
- ネイティブスピーカーとの会話:自然な表現や発音についてアドバイスをもらいます
- 英語学習アプリの自動フィードバック:AIを活用した即時フィードバックを活用します
- 自己録音の分析:自分のスピーチを録音し、客観的に聞き直して改善点を見つけます
これらの方法を組み合わせることで、多角的な視点から自分の英語力を評価し、改善していくことができます。フィードバックを恐れず、むしろ成長の機会として積極的に求めていく姿勢が大切です
復習
最後に、インプット、アウトプット、フィードバックのサイクルを経た後は、必ず復習を行うことが重要です。復習により、学んだ内容を長期記憶に定着させ、実際の使用場面で自然に引き出せるようになります。
以上の「インプット→アウトプット→フィードバック→復習」のサイクルを継続的に実践することで、効率的かつ効果的に英語力を向上させることができます。焦らず、着実に、そして楽しみながら学習を続けていくことが、最終的には大きな成果につながるのです
私がたどり着いた効率的な学習方法
英語を最短・最速で習得するためには、「大量のインプット ⇒ アウトプット ⇒ フィードバック ⇒ 復習」という学習サイクルを繰り返すことが最も効率的です。
では具体的にどんな学習をすればよいかわかりづらいと思うので、ここでは実際に私がたどり着いた勉強方法を紹介します!
1日3時間勉強する計算で、時間配分も書いてますので参考にしてみてください。
英語を多聴多読でインプット (1時間)
まずは英語学習の基礎となるインプットは、kindle unlimited で洋書(英語本)をたくさん読むのがおすすめです。もしマンガが好きであればマンガを英語で読めるアプリのLangakuというサービスも良いです。
それと耳だけ空いているようなときはPodcastで英語を多聴しましょう。できるだけ簡単な番組が良くてスクリプトを見ないでも半分以上理解できる番組を選びましょう。
基本的には隙間時間を有効活用し、1日に合計1時程度を多読多聴にあてるようにしてください。
スタサプEnglishでListening強化 (0.5時間)
リスニング力を強化するにはTOEICのPart1~4のリスニング問題を解きまくるのがおすすめです。
単純に英語を聞くよりも、問題を解くことで自分の理解度がはっきりします。
TOEICのリスニング問題を解くなら、スタサプEnglish アプリが特に便利です。
なぜスタサプEnglishをおすすめするかというと、アダプティブ講座という神コンテンツがあるからです。アダプティブ講座ではAIが自分の難易度に合った問題を出し続けてくれるので、なにも考えずに問題を解くことで効率的にリスニング力を上げることが可能になります。
AI英会話・オンライン英会話でLisntening強化 (0.5時間)
スピーキング力を高めるにはオンライン英会話が手軽で良いですが、対人が苦手な方・少し恥ずかしい方はAI英会話を使って英語を話すことになれるのもおススメです。
オンライン英会話であれば、実際に自分が英語を使うシチュエーションで練習すると最短で自分に必要な英語力を身につけることができます。
英語会議のために英語学習をしている方にはこちらの記事が参考になるかと思います。
Ankiアプリで間違った箇所・話せなかった表現などを徹底的に復習! (1時間)
英語学習において復習はめちゃくちゃ重要です。
アウトプットをやっても、やりっぱなしで復習をしないと英語力はあまり向上しません。
スタサプEnglishで問題を解いたときにわからなかった英単語・フレーズ、英会話で話せなかった英語表現などをメモしておいて、Ankiアプリに登録し徹底的に復習しましょう。
出来なかったことを一つ一つ潰していくことで、確実にレベルアップすることができます!
インプット:多聴多読に使える学習ツール
アウトプット:リスニング学習に使える学習ツール
アウトプット:スピーキング学習に使える学習ツール
復習に使える学習ツール
STEP4 : 英語学習を継続させるコツ
英語学習を継続させるには、ただ勉強を続けるだけでなく、効果的な方法を見つけることが重要です。以下では、英語学習を長期的に続けるためのコツをご紹介します。
英語学習を楽しむ
英語学習を続けるためには、楽しむことが何よりも大切です。楽しんで取り組むことで、モチベーションを保ち、学習が長続きします。楽しむための方法はたくさんあります。
- 好きな映画やドラマを英語で観る
- 好きな音楽を英語で聴く
- 興味のあるテーマの英語記事を読む
自分の好きなことと英語学習を結びつけることで、学習が苦にならず、むしろ楽しみながら英語力を伸ばすことができます。
英語学習を楽しむもう一つの方法は、ゲーム感覚で取り組むことです。語彙を増やすためのアプリや、オンライン英会話のスピーキングテストなど、楽しみながら学べるコンテンツを活用しましょう。ゲーム感覚で学ぶことで、いつの間にか英語力が向上します。
少しでも毎日やる
英語学習を続けるためのもう一つのポイントは、毎日少しでもやることです。毎日少しずつでも続けることで、英語力は着実に向上します。一度に多くの時間を割くのではなく、毎日コツコツと続けることが大切です。
- 通勤時間にリスニングをする
- 食事の後に5分間英語のフレーズを復習する
- 寝る前に英語の記事を1つ読む
このように日常生活の中に英語学習を取り入れることで、無理なく継続することができます。少しずつでも毎日続けることで、英語力は確実に向上します。
毎日の学習を続けるためには、計画を立てることも重要です。具体的な目標を設定し、その目標に向かって少しずつ進むことで、モチベーションを保つことができます。無理のない範囲で、毎日少しずつ学習することを心がけましょう。
仲間をつくる
英語学習を続けるためのもう一つの方法は、仲間をつくることです。一緒に学ぶ仲間がいることで、学習のモチベーションが高まり、続けやすくなります。仲間と一緒に学ぶことで、楽しく学習を進めることができます。
- 英会話サークルに参加する
- オンライン学習コミュニティに参加する
- 友人と一緒に英語学習を始める
このように仲間をつくることで、学習の楽しさが増し、続けやすくなります。仲間と切磋琢磨しながら学ぶことで、英語力もより一層向上します。
仲間と一緒に学ぶことで、互いに励まし合いながら学習を続けることができます。仲間との交流を通じて、学習のモチベーションを高め、楽しく英語力を伸ばしましょう。
最後に:英語学習始めるなら早い方が良い!
英語会議で必要な英語力を身につけるためには、早く始めることが重要です。早く始めることで、十分な時間をかけて学習でき、確実に英語力を向上させることができます。英語学習を始めるのに遅すぎることはありませんが、早く始めるほど効果的です。
今すぐにでも英語学習を始め、日々の努力を積み重ねることで、英語会議で自信を持って発言できるようになるでしょう。早めのスタートが、成功への第一歩です。