“have a good eye” の意味と使い方【英語フレーズ解説】
英語の日常会話でよく出てくる have a good eye
この記事では、
- “have a good eye“が使用される状況・タイミング
- 実際に”have a good eye“が使われるときの会話例
- “have a good eye“を効果的に使うコツ
を幅広く解説していきます。
マンガを使った説明や日常会話での例文、さらにはYouGlishを用いた実際の使い方も紹介するので、このフレーズの理解を深めていきましょう。
この記事を読むことで、「have a good eye」というフレーズの使い方が明確になります。また、類似表現との違いも理解することで、より柔軟に英語を使いこなすことができます!
このフレーズをマスターすれば、英語での表現力がアップします。ぜひ最後まで読んで、日常英会話に役立ててください。
“have a good eye” の基本的な意味
“have a good eye” の直訳と基本的な解釈
“have a good eye”の直訳は「良い目を持っている」ですが、文字通りの意味ではなく、優れた判断力や鑑識眼を持っていることを意味しています。
なので“have a good eye”の日本語訳は「お目が高い」、「見る目がある」ということになります。
例えば、芸術作品の良し悪しを見分けられる人や、品質の良し悪しをすぐに見抜ける人に対してこの表現を用いることができます。
have good eyes でeyeが複数形になると意味が変わります
“have a good eye”は審美眼があるという意味の一方、“have good eyes”は、文字通り目が良い、すなわち視力が良いことを意味します。
この表現は、物理的な視力の状態を表す際に使用され、美的感覚や審美眼とは関連しません。
eyeが単数形か複数形かで意味が異なるので注意が必要です!
“have a good eye”はどんなときに使う?
“have a good eye”は、人の目利き力や判断力が優れていることを称える際に使われます。
具体的な使用例を挙げると、次のようなケースが考えられます。
- 誰かが良いセンスの服や家具を選んだとき
- 誰かが価値のある絵画や骨董品を見抜いたとき
- 誰かが将来性のある人材を見出したとき
- 誰かが的確な判断を下したとき
“have a good eye” を使うときの注意点
“have a good eye”は、相手を褒める表現なので、使う場面には注意が必要です。
- 相手が本当に良いセンスや判断力を持っていると感じたときのみ使う
- 皮肉や嫌味にならないように注意する
- 目上の人に対して使う場合は、より丁寧な表現を使う
“have a good eye”は、使うシチュエーションをしっかり考えて使うようにしましょう!
実際の会話での”have a good eye” の使い方
マンガでフレーズ解説
マンガのワールドトリガーの英語版でも”have a good eye“が使用されています。
これは小南がユウマと訓練することになったときに、小南に「あんた強いんでしょ?」と言われた際の返答で、「You have a good eye(お目が高い)」と言っているシーンです。
ここでは「お目が高い」という意味でhave a good eyeが使われていますね。
マンガで実際にフレーズが使われるのを見るのは勉強になりますね
日常会話での例文
「have a good eye」というフレーズは、日常会話でよく使われます。
いくつか例文を示すので参考にしてみてください。
使用する状況:友人が美術館で絵画を選ぶとき
例文(英語):“You really have a good eye for art. The painting you chose is stunning.”
日本語訳:「あなたは本当に美術に対する目がいいね。選んだ絵は素晴らしいよ。」
使用する状況:ショッピングで友人が洋服を選ぶとき
例文(英語):“I must say, you have a good eye for fashion. That jacket looks perfect on you.”
日本語訳:「言わせてもらうけど、あなたはファッションセンスがいいね。そのジャケット、あなたにぴったりだよ。」
使用する状況:料理教室で料理の盛り付けを評価するとき
例文(英語):“Your plating shows you have a good eye for detail. Everything looks delicious.”
日本語訳:「あなたの盛り付けは細部に目が行き届いていることを示しています。全てが美味しそうに見えます。」
YouGlishで”have a good eye” の使用例を見る
YouGlishでは、英語のネイティブスピーカーが実際にこのフレーズをどのように使っているかを聞くことができます。さまざまな状況での使用例を通して、フレーズのニュアンスをより深く理解することが可能です。
どのように発音しているかもわかるので参考にしてください。
“have a good eye” を効果的に使うコツ
この表現を効果的に使うコツは、次の2点を意識することです。
1, “have a good eye”の後に、具体的にどの分野で優れているのかをはっきりと示すこと。
例えば、「for fashion」「for spotting bargains」など。
2, 会話の文脈から、相手の才能を容易に類推できる状況で用いること。
そうすることで効果的な賞賛の言葉になります。
単に「have a good eye」だけでなく、上記のポイントに気を付けることで、適切な場面で効果的に使えるようになるでしょう
このようなコツを活かしながら、“have a good eye” を効果的に使っていきましょう。
“have a good eye” の類似表現
have an eye for something
意味: ある特定の分野で優れた判断力や洞察力を持っている
例文: She has an eye for fashion and always looks stylish.
日本語訳: 彼女はファッションセンスに優れ、いつも洗練された格好をしている
have a keen eye
意味: 鋭い目を持ち、物事をよく見分けられる
例文: The antique dealer has a keen eye for spotting genuine artifacts.
日本語訳: その古美術商には本物の工芸品を見分ける鋭い目がある
have a discerning eye
意味: 優れた識別力や批評眼を持ってい
例文: The art critic has a discerning eye for modern paintings.
日本語訳: その芸術評論家は現代絵画に対して優れた識別眼を持っている
have an eagle eye
意味: 鋭い視力と注意力で細部を見逃さない
例文: The proofreader has an eagle eye for catching typos.
日本語訳: その校正者は誤植を見逃さない鷲の目を持っている
have a good taste
意味: 好みが良い、優れた嗜好をもつ
例文: She has great taste in clothes and her outfits always look chic.
日本語訳: 彼女は服装のセンスが抜群で、いつも洗練された格好をしている
“have a good eye” の意味と使い方【英語フレーズ解説】のまとめ
“have a good eye”は、美的感覚や品質、細部への注意力を褒める際に使われる表現です。
このフレーズを使うことで、相手の特定の能力やセンスを認めることができます。