“make good on one’s word” の意味と使い方【英語フレーズ解説】

“make good on one’s word” の意味と使い方【英語フレーズ解説】

英語の日常会話でよく出てくる make good on one’s word

この記事では、

  • make good on one’s word“が使用される状況・タイミング
  • 実際に”make good on one’s word“が使われるときの会話例
  • make good on one’s word“を効果的に使うコツ

を幅広く解説していきます。

マンガを使った説明や日常会話での例文、さらにはYouGlishを用いた実際の使い方も紹介するので、このフレーズの理解を深めていきましょう。

この記事を読むことで、「make good on one’s word」というフレーズの使い方が明確になります。また、類似表現との違いも理解することで、より柔軟に英語を使いこなすことができます!

イチロー
イチロー

このフレーズをマスターすれば、英語での表現力がアップします。ぜひ最後まで読んで、日常英会話に役立ててください。

“make good on one’s word” の基本的な意味

“make good on one’s word” の直訳と基本的な解釈

“make good on one’s word”を日本語に直訳すると、「自分の言葉を良いものにする」という意味になります

しかし、この表現の本当の意味は、「約束を守る」「言ったことを実行する」というニュアンスを持っています。つまり、自分が言ったことや約束したことを確実に実行に移し、信頼を裏切らないということを表してます。

この表現は、言葉だけでなく行動でも示すことの重要性を示唆しています。口先だけの約束ではなく、実際に約束を果たすことで、自分の言葉に責任を持つという強い意志を表現しています。

イチロー
イチロー

“make good on one’s word”は直訳と本来の意味が異なりますが、なんとなく意味はわかりますね!

“make good on one’s word”はどんなときに使う?

“make good on one’s word”は、主に以下のようなシチュエーションで使われます。

約束を守る必要があるとき
例えば、友人に何かを貸すと約束した場合、実際に貸すことで“make good on one’s word”を実践することができます。約束を守ることは、信頼関係を築く上で非常に重要な要素です。
期待に応えなければならないとき
上司やクライアントから何かを求められた場合、その期待に応えることが“make good on one’s word”につながります。自分の言葉に責任を持ち、期待通りの結果を出すことで、信頼を得ることができるでしょう。
自分の言葉に責任を持つ必要があるとき
公の場で何かを宣言した場合、その宣言に対して責任を持つことが求められます。“make good on one’s word”は、自分の言葉に誠実であることを示す表現です。

“make good on one’s word” を使うときの注意点

“make good on one’s word”one’sには所有格が入ります。

I (私): “I will make good on my word.” (私は約束を守ります。)

You (あなた): “You should make good on your word.” (あなたは約束を守るべきです。)

He (彼): “He always makes good on his word.” (彼はいつも約束を守ります。)

She (彼女): “She is known for making good on her word.” (彼女は約束を守ることで知られています。)

We (私たち): “We must make good on our word.” (私たちは約束を守らなければなりません。)

They (彼ら): “They consistently make good on their word.” (彼らは一貫して約束を守ります。)

このようにone’sには当てはまる所有格を入れて使いましょう。

イチロー
イチロー

“make good on one’s word”は、使うシチュエーションをしっかり考えて使うようにしましょう!

実際の会話での”make good on one’s word” の使い方

マンガでフレーズ解説

マンガのワールドトリガーの英語版でも”make good on one’s word“が使用されています。

これは嵐山隊員が「Jin makes good on his word (有言実行だな)」と言っているシーンです。

ここでは、「いったことを実現する」という意味でmake good on one’s wordが使われていますね。

イチロー
イチロー

マンガで実際にフレーズが使われるのを見るのは勉強になりますね

日常会話での例文

make good on one’s word」を使った日常会話の例を以下に示します。

使用する状況:友人が以前に貸したお金を返す約束を果たしたとき。

例文(英語): “Thank you for paying me back. You really made good on your word.”

日本語訳: 「お金を返してくれてありがとう。本当に約束を守ってくれたね。」

使用する状況:同僚が期限までにプロジェクトを完成させたとき。

例文(英語): “I knew you would finish the project on time. You always make good on your word.”

日本語訳: 「君なら期限までにプロジェクトを終わらせると思っていたよ。いつも約束を守るからね。」

使用する状況:誰かが以前にした約束を思い出させたいとき。

例文(英語): “Remember you said you’d help me with my move? I’m counting on you to make good on your word.”

日本語訳: 「引っ越しを手伝ってくれるって言ってたの覚えてる?約束を守ってくれることを期待しているよ。」

YouGlishで”make good on one’s word” の使用例を見る

YouGlishでは、英語のネイティブスピーカーが実際にこのフレーズをどのように使っているかを聞くことができます。さまざまな状況での使用例を通して、フレーズのニュアンスをより深く理解することが可能です。

どのように発音しているかもわかるので参考にしてください。

“make good on one’s word” を効果的に使うコツ

“make good on one’s word” は、約束を守ったことを称賛するのにぴったりのフレーズです。

しかし、使いすぎると逆効果になることも。あまりに頻繁に使うと、「約束を守るのは当たり前」というニュアンスになってしまうことにもなるので、使い過ぎには注意しましょう。

イチロー
イチロー

このようなコツを活かしながら、“make good on one’s word”を効果的に使っていきましょう。

“make good on one’s word” の類似表現

「make good on one’s word」というフレーズは、約束や期待を果たすという意味で使われます。

この表現と似た意味を持つ英語フレーズをいくつか紹介します。

Keep one’s promise

意味: 約束を守る

例文: He always keeps his promises, which is why everyone trusts him.

日本語訳: 彼はいつも約束を守るため、皆から信頼されています。

Fulfill one’s commitment

意味: 自分の約束や義務を果たす

例文: She fulfilled her commitment to volunteer at the local shelter every weekend.

日本語訳: 彼女は毎週末に地元の避難所でボランティアをするという約束を果たしました。

Live up to one’s word

意味: 言葉通りに行動する

例文: The company lived up to its word by providing a full refund to dissatisfied customers.

日本語訳: その会社は不満を持つ顧客に全額返金することで、約束通りの行動をしました。

Honor one’s word

意味: 約束を尊重して守る

例文: He honored his word and completed the project on time.

日本語訳: 彼は約束を守り、プロジェクトを期限内に完成させました。

これらのフレーズは、信頼性と責任感のある行動を示す際に役立ちます。

“make good on one’s word” の意味と使い方【英語フレーズ解説】のまとめ

“make good on one’s word” は、「約束を守る」「言ったことを実行する」という意味のフレーズです。

信頼を得るためには言行一致が大切だということを表現するのにぴったりの言葉であり、約束を果たした相手を褒めるときにも使えます。

使い方のポイントは、相手の努力をしっかり認めてあげること。使いすぎには注意が必要ですが、時と場合に応じて活用することで、あなたと相手との信頼関係を深めることができるはずです。

英語でコミュニケーションする機会が増えている今、“make good on one’s word” のようなフレーズを覚えておくと、ワンランク上の表現力が身につきます。言葉の意味を理解し、使いこなせるようになることで、あなたの英語力もさらに磨かれていくはずです。