“that was close” の意味と使い方【英語フレーズ解説】
英語の日常会話でよく出てくる that was close
この記事では、
- “that was close“が使用される状況・タイミング
- 実際に”that was close“が使われるときの会話例
- “that was close“を効果的に使うコツ
を幅広く解説していきます。
マンガを使った説明や日常会話での例文、さらにはYouGlishを用いた実際の使い方も紹介するので、このフレーズの理解を深めていきましょう。
この記事を読むことで、「that was close」というフレーズの使い方が明確になります。また、類似表現との違いも理解することで、より柔軟に英語を使いこなすことができます!
このフレーズをマスターすれば、英語での表現力がアップします。ぜひ最後まで読んで、日常英会話に役立ててください。
“that was close” の基本的な意味
“that was close” の直訳と基本的な解釈
“that was close”を直訳すると、「それは近かった」となりますが、このフレーズの真の意味は文字通りの距離の近さを指すのではなく、危うく起こりかけたが間一髪で回避された状況を表現するのに使われます。
一般的には、ネガティブな結果を避けることができたという意味で使われることが多いです。
なので“that was close”は、日本語訳としては「ギリギリセーフだった!」や「危なかった!」という意味になります。
“that was close”は「あぶなかった!」と安堵したときに使うことが多いです
“that was close”はどんなときに使う?
“that was close” は、日常会話はもちろん、スポーツ観戦や映画など、さまざまな場面で幅広く使用されています。
この表現は、さまざまな状況で使用されます。例えば、事故をぎりぎりで避けた時、期限ギリギリで仕事を完成させた時、または大きな問題をかろうじて回避した時などです。
これらの状況では、危機を回避した安堵感を伝えたいときに適しています。重要なのは、実際に何か悪いことが起こる寸前だったと感じた場合に限られる点です。
“that was close”を使う場面
- 事故や怪我を免れたとき
- 目標達成にあと一歩届かなかったとき
- 失敗しそうになったとき
- 勝負が僅差で決まったとき
- 思いがけない幸運に恵まれたとき
このように、「危険」だけでなく、「惜しい」、「ヒヤッとした」といったニュアンスでも使用できます。
“that was close” を使うときの注意点
“that was close” は、日本語の「惜しい」と似た意味合いを持つため、混同しやすい表現です。
しかし、「惜しい」は努力や結果に対して使うことが多い一方、“that was close” は状況に対して使う点が異なります。
“that was close” は、基本的に危なかった状況に対して使うと覚えておきましょう
実際の会話での”that was close” の使い方
マンガでフレーズ解説
マンガのワールドトリガーの英語版でも”that was close“が使用されています。
これはユウマが自転車の練習をしているときに、川に落ちてしまい、「That was close (いやー、あぶなかった)」と言っているシーンです。
自分は川に落ちてしまったけれど、自転車は救出できたので「ギリギリセーフ」、「あぶなかった」という意味で”That was close”を使っているんですね。
マンガで実際にフレーズが使われるのを見るのは勉強になりますね
日常会話での例文
「that was close」というフレーズは、日常会話でよく使われます。
いくつか例文を示すので参考にしてみてください。
使用する状況: 友人と歩いているときに、急に車がすぐそばを通り過ぎたとき。
例文(英語): “Whoa, that was close! We should watch out more when crossing the street.“
日本語訳: 「うわ、危なかった!道を渡る時はもっと注意した方がいいね。」
使用する状況: サッカーゲームで、相手チームがゴールポストのすぐ横をボールが通過した後。
例文(英語): “That was close! They almost scored against us in the last minute.“
日本語訳: 「それは危なかった!彼らは最後の分でほとんど私たちに得点されそうだった。」
使用する状況: レストランで友人と食事をしていて、注文した料理が間違えられそうになったが、最後の瞬間にウェイターが気づいたとき。
例文(英語): “That was close! I’m glad the waiter noticed before it was too late, I’m allergic to peanuts.“
日本語訳: 「それは危なかった!ウェイターが遅すぎる前に気づいてくれて良かった。私、ピーナッツアレルギーなんだ。」
このように、”that was close” は、日常会話のさまざまな場面で使うことができます。
YouGlishで”that was close” の使用例を見る
YouGlishでは、英語のネイティブスピーカーが実際にこのフレーズをどのように使っているかを聞くことができます。さまざまな状況での使用例を通して、フレーズのニュアンスをより深く理解することが可能です。
どのように発音しているかもわかるので参考にしてください。
“that was close” を効果的に使うコツ
“that was close”は、危険やトラブルをかろうじて避けられた時に使われる表現です。このフレーズを使うことで、相手に自分の感じた安堵感を伝えることができます。
例えば、交通事故をぎりぎりで避けた時や、期限ぎりぎりで仕事を終えた場合など、さまざまな状況で活用できます。
このフレーズを使う際は、その状況が自分や他人にとってどれほど接近したかを伝えることがポイントです。
状況を具体的に説明する
“that was close” を使う前に、どのような状況が危うくなったのかを具体的に説明しましょう。例えば、”I almost missed my flight, but I made it just in time. That was close!“(飛行機に乗り遅れそうになったけど、ギリギリ間に合った。危なかった!)と言えます。
感情を込めて発音する
“that was close” は驚きや安堵感を表すフレーズです。感情を込めて発音することで、相手に伝わりやすくなります。
“that was close” の類似表現
“that was close” は、「ギリギリセーフだった!」や「危なかった!」という意味で用いられるフレーズですが、いくつか類似表現があるので紹介します。
By the skin of my teeth
意味:かろうじて、ぎりぎりで成功するまたは何かから逃れること。
例文:I passed the exam by the skin of my teeth.
日本語訳:試験にかろうじて合格した。
Just made it
意味:ぎりぎりで間に合うこと。
例文:I just made it to the train before the doors closed.
日本語訳:ドアが閉まる直前に、ぎりぎりで電車に間に合った。
A close shave
意味:非常に危険または不快な状況からの危うい逃れ方。
例文:That car almost hit us; it was a close shave.
日本語訳:あの車、ほとんど私たちをひきそうだった。危なかった。
A narrow escape
意味:非常に危険な状況から辛うじて逃れること。
例文:We had a narrow escape from the bear in the woods.
日本語訳:森の中で熊からかろうじて逃れた。
Dodged a bullet
意味:潜在的に深刻な問題や危険を避けること。
例文:I dodged a bullet when I decided not to invest in that company.
日本語訳:その会社に投資しないことにした時、危ないところを避けた。
“that was close” の意味と使い方【英語フレーズ解説】のまとめ
“that was close”は、危険やトラブルからぎりぎりで逃れた時に表す一般的な英語表現です。
このフレーズを使うことで、安堵感を表現することができます。
日常会話やビジネスシーンで、このような表現を適切に使いこなすことで、より自然で豊かなコミュニケーションが可能になります。